2021/07/24(土)
【RSウイルス】
コロナ患者さんも増えている世の中ですが、栃木市ではお子様のRSウイルスによる呼吸器症状や発熱が急増しております。
今回RS感染症は、高熱を伴うものも散見されています。
ある程度大きいお子様は、強い咳症状としての風邪症状で済むのですが、2歳以下の小さなお子様は要注意です。
とくに、おっぱいやミルクを飲んでいる新生児や乳児(1歳未満)は、気管支の細いところに炎症をおこし急に状態が悪化がすることがあります。
また、鼻がつまり、おっぱいやミルクが飲めなくなり、栄養が十分摂取ができなくなることもあり入院加療になるケースも少なくないので、気をつけてください。
抗ウイルス薬もないので、痰きり薬や炎症止めの薬で対応しますが、一番は栄養をとって、安静にして寝ることなので、ご家族の協力が必要になります。
赤ちゃんのいるご家庭では、手洗い・うがいの徹底をお願い致します。